キャデラック CTSを中古で買う!!実際に試乗した感想。燃費や評価、故障頻度は??

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キャデラック CTS、この車の歴史をご存知でしょうか?また、この車の評価や中古で購入する際に気を付けておきたいことを知っていますか?
もし、あなたが輸入中古車を初めて購入したくて、特にキャデラック CTSに興味があるのなら気になるのではないでしょうか?

今回はそんなあなたに

キャデラック CTSとは?
キャデラック CTSの特徴とは?
エレガンス、ラグジュアリー、CTS-Vのグレードの違いは?
キャデラック CTSの評価は?
中古のキャデラック CTSは安心して乗れる?
キャデラック CTS試乗の感想。

について、お伝えします。

目次

・キャデラック CTSとは?そもそもキャデラックって??

キャデラック CTSは日本ではゼネラルモーターズジャパンが販売しているモデルの一つです。
キャデラックはアメリカのカーメーカーで、1902年に創立され、100年以上の歴史を誇ります。

また最も画期的な進歩をしたメーカーだけが受賞できる『デュワー・トロフィー』を世界で唯一2回受賞した会社です。

キャデラックの歴史について詳しくまとめた記事はこちら…

キャデラック CTSとは?

 

そんなキャデラックが、商品ラインナップの中に、Eセグメントのミドルサイズセダン(競合車種、BMW5シリーズ、メルセデスEクラス、ジャガーXF、アウディA6など)として代表的なモデルががキャデラック CTSです。

 

 

キャデラック CTSは1997~2001まで販売されていた、キャデラック カテラの後継車として2003年に登場し、『カテラツーリングセダン』の頭文字を取ってCTSと名付けられました。

カテラ
00-01 Cadillac Catera
また、現行CTSは3代目となります。

 

 

初代 CTS
1st-Cadillac-CTS

2代目
2008 Cadillac CTS -- NHTSA 1

3代目(現行)
'16 Cadillac CTS

 

また、2021年1月にCTSの後継車『CT5』が発表されました!!

CT5
2019 Cadillac CT5 350T with door opened, front NYIAS 2019Kevauto, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

2019 Cadillac CT5 350T rear NYIAS 2019Kevauto, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

中古市場に出てくるのはまだ先でしょうが、これからも目が離せませんね!!

・キャデラック CTSの特徴とは?

 

 

そういえば、公式HPよりこんな文章が載っていました。

革新的なテクノロジー、
卓越したパフォーマンス、
精緻を極めたクラフトマンシップ。

すべてが調和したドライビングを
思いのままに堪能できる。

乗るたびに洗練された時間が広がる、
エレガントなラグジュアリーセダン、
キャデラック CTS。

…なんかカッコイイ!!意味は分からんがカッコイイぞキャデラック!!

Cadillac CTS Elegance (ABA-A1LL) front

Cadillac CTS Elegance (ABA-A1LL) rear

…さて、それではこの意味を理解するために現行キャデラック CTSの主な特徴を見ていきましょう。

 

最も大きな特徴は…世界レベルの高級車として相応しいステータス性の高さに加え、若年層の取得に本気を出した車と言った所でしょうか!

2003年開発当時、キャデラックオーナーの平均年齢は60才だったそうですね。

 

大排気量、ハイパワーの『ザ・アメ車』イメージは過去の事のになりつつあり、

ダウンサイジングエンジンにすぐれた環境性能と、今の時代にマッチされるように2Lエンジンを搭載したモデルが現行CTSです。

しかし!!やはりキャデラック!!

 

先進テクノロジーはいち早く導入するのがキャデラックの常識なんですよねこれが!!

先進テクノロジー、安全装備

 

ヘッドアップディスブレイ、自動ブレーキ機能、シートベルト自動巻取り機能、自動追尾式クルーズコントロール、レーンキープアシスト、ブラインドスポットセンサー、360度サラウンドモニター、バックソナーなど現代における先進テクノロジーは満載で標準装備です。

 

ハンドメイドで組むレザーシートから始まり、シートヒーター、ステアリングヒーター、ベンチレーション機能は当然のこと。

 

また、ステアリングを切った方向に光軸を向け、コーナーの視界を良好にしたり、

キー1つで、離れた場所からエンジンをかけられ、車内の温度を自動で調整できたりと快適装備も充分!!

 

 

そして、キャデラックと言ったらこの足回り!『マグネティックライドコントロール』打ち込むのが面倒くさいので以下『MR』と省略しますね!

路面状況を1秒間に最大1,000回もの読み取りを行い、どんな路面状況に対してもサスぺンションを自動的に調整する素晴らしい技術です。

近年ではAudiもオプション設定でMRを出しているようですね。

 

さて…乗り心地の次は静粛性はどうなんだろう?ですよね。

 

アメリカを代表する音響メーカーBose社によって、13個ものスピーカーが専用装備されているわけですが…

そんなBose社売りの一つ、アクティブノイズキャンセレーションが車に装備しちゃった!!、ほんとに車内??となる機能です。

この機能、周囲の雑音とは逆のノイズを出し、音をもみ消して静粛性に貢献しているのです。

静粛性にもテクノロジーを使う所がなんともアメリカらしく思いますよね。

私はBoseのノイズキャンセレーション機能付きヘッドホンを愛用していますが、本当にかなりの雑音が無くなります。

 

わたくしの個人的なお気に入りポイントは、ブレンボ製ブレーキが標準搭載されている所がGOOD!!

 

 

また、このような安全装備も備わっています。

セーフティアラートドライバーシート

一般乗用車では世界初となるシステム。センサーが危険を感知すると、シートクッションの左右に内蔵したバイブレーターが振動してドライバーに警告。状況に応じてシートの左右別々または両方同時に振動するので、危険が迫る方向を直感的に認識できます。

公式HPより

 

あっそうそうリアカメラミラーも忘れてはいけません。

ルームミラーがリアカメラ映像として映ります。

 

試乗車を運転した時に思ったのは、かなり視界が広がったが、後ろに誰かを乗せている場合に、その人の顔が見れない!!

得にキレイな方を乗せた時、歯を食いしばりながら運転しなければなりませんね。

そんな時の為か、スイッチ一つで通常のミラーに出来るとの事なので、ご安心ください。

 

また、CTSの基本となるのは、強靭なボディー剛性!!

さすがに大統領専用車のエスカレードとまではいきませんが、かなりの強度に衝突エネルギーを分散するクラッシャブルゾーンが随所に配置されています。

先代と比べ、ボディー剛性が40%も向上し、合計10個ものエアバッグが標準装備

Cadillac CTS Elegance (ABA-A1LL) interior

・キャデラック CTSのエレガンス、ラグジュアリー、CTS-Vの違いは?

 

 

ここでは、現行キャデラック CTSのスペックの違いについて一覧してみます。

実際に中古車を購入するとき、検討する時の参考にしてみてください。

 

2014年、現行にモデルチェンジした当初は、ベーシックグレードの『エレガンス』

安全装備、快適装備、インテリアの質感などが充実した『ラグジュアリー』

ハイパフォーマンス仕様の『CTS-V』

以上の3グレードでしたが、現在販売されているCTSはグレード設定が無く、

『プレミアム』のみのラインナップです。

 

 

グレード名

エレガンス       直列4気筒ターボエンジン

ラグジュアリー     直列4気筒ターボエンジン

CTS-V        V型8気筒 スーパーチャージャーエンジン

プレミアム         直列4気筒ターボエンジン

 

グレード名   排気量   馬力(PS)  トルク(kgm)
エレガンス     2    276    40.8
ラグジュアリー     2    276    40.8
CTS-V     6.2    649    87.2
プレミアム     2    276    40.8

 

以下サイズ一覧です。

グレード名   全長(mm)   全幅(mm)   全高(mm)
エレガンス    4970    1840    1465
ラグジュアリー    4970    1840    1465
CTS-V    5040    1870    1465
プレミアム    4970    1840    1465

 

通常のCTSと比べるとCTS-Vが長さが7cm、幅が3cm大きくなっていますが、スペック的にもCTS-Vは別物と考えたほうが良いですね!!

2019 Cadillac CTS-V au SIAM 2019
また、燃費は公式HPには公表されておらず、ユーザー情報からは、リッター5~8あたりが多いですが、この車に限っては燃費を気にする方のほうが少ないですよね!

 

・中古のキャデラック CTSは故障しやすい?評価は?

さて、中古車を購入すると考えた時に気になるのは、「故障」についてではないでしょうか?

中古車には故障しやすいリスクが少しはあるとはいえ、安全な車を購入して、安心して乗りたいですよね?

そこで、キャデラック CTSは故障しやすいのか?安全に運転できるのか?について、そしてCTSオーナーの評価についてお伝えします。

 

・故障率を他のメーカーと比較すると…

 

中古を含め、キャデラック CTSは輸入車全般のイメージからか、日本では「故障しやすいのでは?」と言われています。

 

主な事例ですが、先代車ではオイルやクーラント液などの液漏れ系にスイッチ不良などの電装系の故障の報告が目立ちます。

しかし、私の周りにいるアメ車乗りたちは、全然壊れないと言います。(旧車乗りを除く)

彼らにとっての故障は、電気系統などは含まれていないとは思いますが、我々が思っている程、故障は少ないかもしれませんね。

 

ただ輸入車特有の世間のイメージからか、売る時はお値段がかなり下がりやすい傾向にあります。

逆に中古で買うときは、かなりのお買い得車になると予想出来るので買いですね!!(キャデラックはなおさら)

Cadillac-CTS-2014-gray IAA2013 front-view LWS2815L.Willms [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

Cadillac-CTS-2014-gray IAA2013 rear-view LWS2811L.Willms [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
故障自体も、まだまだ新しい車とゆう事もあり、マメなメンテナンスを怠らなければ、故障頻度はかなり下がるでしょう。

信頼度は昔と違ってかなりある方ですYO!!

 

キャデラック CTSのオーナー評価は?

 

ここで実際のCTSオーナーの評価を見てみましょう。

サーキットで試乗しました。2Lターボの4WDなので、国産車だとスバルのレヴォーグやWRXと同じくらいです。加速がすごく、ちょっとした直線でも150km/h、ストレートでは200km/hに達するほどでした。それでも速度を感じさせないのがこの車のすごいところで、体感では半分ぐらいの速度です。スピードが出たままカーブに突っ込んでひやっとしましたが、ブレーキもきちんと効くので大丈夫でした。8ATのトランスミッションで、減速時はブリッピング音が派手に出てかっこいいです。https://minkara.carview.co.jp/car/cadillac/cts_sedan/review/

 

アメリカ感は大分無くなってしまったが、憧れのキャデラックを普通に乗り回せる事に大満足しています。https://www.gooworld.jp/car_review/55041505/9.html

 

加速性が優れています。気持ちいいです。
1.7トンを2Lのエンジンで引っ張るわけですが、280馬力の出力を有する優れたターボエンジンと足回りのおかげで、シャキシャキ走ります。でかいクルマがしゃきしゃき走るのって、気持ちいいものですね。https://review.kakaku.com/review/70103010350/

 

全部は載せれないので(面倒くさい訳では無い)ざっと総評すると、

必要充分なパワーと高品質な内装、そして心を満たす所有感などが定評のようです。

やはり、皆さんキャデラックに惚れ込んで購入されていますな。

実際に試乗した感想。

さてお待たせしました!

試乗に行った感想を載せさせていただきます。

ディーラー営業マンの方から簡単な説明を受けていましたが、隣にあったエスカレードがカッコよすぎてずっと見てしました。

そういえばディーラーさんが横にいるわけですが…写真って取っていいの??

このようなサイトを運営しているにもかかわらず写真撮ってないっ!!

誠に申し訳ございません!!

…というわけで強引な展開ですが、試乗スタートです。

 

画像はありませんが、エクステリアは見ての通り超絶カッコよく文句なし!!

 

またまた画像はありませんが、インテリアもレザーと木目パネルが見事に調和されていて、少しイギリス車に近いような細かい仕事をされていますね!!

 

今となっては驚くほどの事ではありませんが、フル液晶メーターパネルがカッコよく、メーターデザインも変更出来るので、好みのレイアウトの出来るのは高評価。…故障したら全交換でしょうがね。

 

後部座席はやや狭いです、私は身長が170cmと言い張ってますが膝まえの余裕がギリギリ拳一個ぐらいです。まだ許容範囲内!!

 

ただし、トランクルームは狭い!!トランクスルー構造で、後部座席を倒せばかなり詰めますが、トランクのみだとスーツケースは3つは入ると思いますが、ゴルフバックは1つぐらい!そこはいただけませんな。

 

さてさて肝心の走りは驚くほどスムーズ!!

2Lとは思えない加速感です。

 

そこまで重さも感じなく、非常に運転しやすいですね~!

個人的には右ハンドルがいいのですが今は左ハンドルのみの設定。

 

上記にあげた先進装備が盛りだくさんで新車価格が1000万以下はかなりのお買い得に感じます!!

 

…そして返却。

 

 

う~ん…快適でストレスフリーでした、ごちそうさまです!!

 

私の主観ですが、いい意味と悪い意味で非常によく出来た車!!

 

素晴らしい車ですが優等生すぎるといいますか、何か物足りないとゆうか…

昔のアメ車のイメージが強く残っているからでしょうか、ですが…とにかくいい車なんです!!

もし、買うとしたら理由はかんたん!

なぜなら…キャデラックだから!!

 

以上画像無しの雑試乗記でした!!

 

・現行キャデラック CTSを中古で買う!まとめ

キャデラック CTSについて歴史や評価がわかったのではないでしょうか?

中古の現行キャデラック CTSの価格は走行距離5万㎞以内で273万円~628万円です。

刺激を求めるあなたにはキャデラック CTS-Vを…価格728万円~928万円(2021年8月現在カーセンサー調べ)

あなたが、キャデラック CTSと共に歩む人生のきっかけになれば幸いです。

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もし、希望にピッタリの車が見つかれば…その時に買うかどうかの決断をするのみ!!

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