輸入車を選ぶ際にその名前が挙がることも多いメルセデス ベンツ 。
もし、あなたが中古の輸入車を購入したくて、メルセデス ベンツ Aクラスに興味があるのなら気になるのではないでしょうか?
今回はそんなあなたに
・メルセデス ベンツ Aクラスとは?
・ Aクラスのサイズは?
・中古の Aクラスは故障しやすい?
・実際のオーナーの評判、使い勝手は?
・まとめ、中古価格
について魅力などを踏まえて紐解いていきましょう。
目次
・メルセデス ベンツ Aクラスとは?
メルセデス ベンツは100年以上の歴史を誇る、ドイツの自動車メーカーです。
シルバーアローのボディーの由来や歴史、AMGについてはこちらに記載しています。
そんなメルセデス ベンツが、日本で使い勝手の良いコンパクトサイズであるCセグメントに属する車種がAクラスです。
このクラスの場合、VW ゴルフを筆頭にBMW 1シリーズ、アウディ A3、ボルボ V40などが競合となります。
初代メルセデス ベンツ Aクラスは、1997年に登場していおり、現行モデルは4代目となっております。
2代目 2004年
order_242 from Chile / CC BY-SA
4代目 2018年 現行
Vauxford / CC BY-SA
おしゃれなコンパクトカーだったのが、先代から一気にスポーティーになったスタイルが好感!!
過去の成功に甘んじないメーカーは常に挑戦しているのですね!!
メルセデス ベンツ Aクラスの特徴
安全性
メルセデス ベンツはボルボと並び、専門の事故調査チームを持ち、車両開発にフィードバックさせ安全を第一に考えるメーカーです。
主な特徴は安全性。
ブラインドスポットモニターは当然ながら、ウインカーの作動だけで、自動で安全確認をして、車線変更までおこなうアクティブレーンチェンジングアシスト
衝突時の音に対して、スピーカーからノイズをだし聴覚への影響を軽減するPRE-SAFEサウンド
事故が起こる瞬間を察知し、直前に各安全機能がすでにスタンバイ、起動をする機能も標準装備です。
この車には反射神経のようなものが備わっているのです。
当然のように
・追尾、停車、発進機能付きの半自動運転
・道路標識読み取り機能
・などの先進技術が惜しげなく投入されています。
AI搭載の喋る車
もう一つ特徴としてAI機能『MBUX』が搭載されています。
『ハイ メルセデス』と話しかけて『寒い』『近くのカフェをさがして』など自然な会話で車両設定やナビ設定ができます。
すごい先進的ですが、音声認識はいまいちで聞き手れないや、誤認が多く普段はあまり使わない可能性大。
・メルセデス・ベンツ Aクラスのサイズなどのスペック一覧
Alexander Migl, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
ここでは、現行のメルセデス・ベンツ 現行Aクラスの燃費やサイズ等のスペック一覧です。
実際に購入を検討するときの参考にしてみてください。
主なグレードは
・ガソリンエンジン『A 180』
・ディーゼルエンジンの『A200d』
・ハイブリッドエンジンの『A250e』(受注生産)
上記2種を記載しています。
スペック一覧
グレード名 | 排気量(L) | 馬力(PS) | トルク(kgm) | 燃費(WLTCモード) |
A 180 | 1.3 | 136 | 20.4 | 15.2 |
A 200 d | 2 | 150 | 32.6 | 19.2 |
サイズ一覧
全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | |
サイズ共通 | 4420 | 1800 | 1420 |
AMGとは?
そもそもAMGって何??と思う方に簡潔に説明します。
AMGといえば、スポーツスペック専門のメルセデス ベンツのサブブランドですが、1999年まではレーシングカーなどを手掛けるチューン会社でした。
詳しくはメルセデス・ベンツの歴史からどうぞ!!
今でいえば、アウディのRS、BMWのMシリーズのように固めの足回りに強化ブレーキ、高強度ボディー、ハイパフォーマンスエンジンなどスポーツスペック専門のグレードです。
全く別物と言ってもいいレベルのスペックです。
勿論、お値段もハイパフォーマンスですが、乗ってみる価値はありますよ!!
グレード名 | 排気量(L) | 馬力(PS) | トルク(kgm) | 燃費(WLTCモード) |
AMG A 35 | 2 | 306 | 40.8 | 12.1 |
AMG A 45 | 2 | 421 | 51 | 11.1 |
Tokumeigakarinoaoshima, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
Tokumeigakarinoaoshima, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
・中古のメルセデス ベンツ Aクラスは故障しやすい?オーナーの評価は?
さて、中古車を購入すると考えた時に気になるのは、「故障」についてではないでしょうか?中古車には故障しやすいリスクが少しはあるとはいえ、安全な車を購入して、安心して乗りたいですよね?
そこで、メルセデス ベンツ Aクラスは故障しやすいのか?安全に運転できるのか?についてお伝えします。
・故障率を他のメーカーと比較すると…
輸入車全般にも言える事ですが、日本では「故障しやすい」という噂があるぐらい、評判は良い方ではありません。しかし、実際にはどうなのでしょうか?
タイプ別の故障率は一般的には公表されていませんが、アメリカのJ.Dパワー社が調査している自動車耐久品質調査という調査でメーカーごとのランキングが公表されています。
外装やインテリア、走行性能などを含め177項目において不具合経験をリサーチし、車100台あたりの不具合指摘件数を算出します。数値が少ないほど故障が少なく、耐久性のある車を生産しているメーカーとなります。
参照元https://www.jdpower.com/business/press-releases/2019-us-vehicle-dependability-studyvds
米国での調査になりますが、2019年度調査で、メルセデス ベンツ社は、業界平均スコア136に対してスコア134、31社中13位という結果です。また、多くの日本のメーカーより、良いスコアではありませんが、比較的故障は少ないでしょう。
欧州市場では、普通の故障率ですが、日本のメーカーよりは故障しやすいということが分かります。
そんなに故障しない?
ほとんどの事例が経年劣化による事なので、マメなメンテナンスを怠らなければ、故障頻度はかなり下がるでしょう。
日々の日常点検と最寄りの信頼出来る整備工場を見つけておく事をオススメします。(正規ディーラーでは全てが純正品なのでコストがかかります。)
オーナーの評価は?
一般道走行時の安定感は良いと思います。
ワインディングのハンドリングと足回りの粘りとコーナー立ち上がりの吸い付き感は良い感じです。https://minkara.carview.co.jp/car/mercedes-benz/a-class/review/?pn=21
仕事で、往復80kmほど使用した感想です。一般道、高速道路道ともパワー、ハンドリング、足回り、剛性感は、ドイツ車らしく優れていると思います。エアコンの暖房の顔への風の当たり方も独特で、心地の良いものでした。
https://minkara.carview.co.jp/car/mercedes-benz/a-class/review/?pn=21
所詮は1.6リッターエンジンと考えると、お値段はやはり高い気がする。
https://minkara.carview.co.jp/car/mercedes-benz/a-class/review/?pn=7
後部座席はリクライニングもできないし、ヘッドレストも角度が変えられないので体型によって合う合わないがすごく出る。チャイルドシートの装着はヘッドレストにあたるので、垂直気味になり子どもはリラックスはできないかも。
MBUXはこちらが理解してもらえるような言い回しを、ある程度把握しないと、全く使い物にならないくらい頭が悪い。https://minkara.carview.co.jp/car/mercedes-benz/a-class/review/?pn=10
上記のとうり、欠点もありますが、非常にバランスの取れた車だと言う事は間違いないですね!!
Bindydad123 / CC BY-SA
・現行メルセデス・ベンツ Aクラスを中古で買う!まとめ
Vauxford, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
Vauxford, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
現行モデルのAクラスについて魅力、サイズや評価がわかったのではないでしょうか?
中古の現行Aクラスの価格は走行距離5万㎞以内で…
257万円~589万円です。
(2022年4月カーセンサー調べ)
あなたが、メルセデス・ベンツ Aクラスと共に歩む人生のきっかけになれば幸いです。