BMW X1を中古で買う!!評価やサイズ、燃費は!?

Pocket

輸入車のなかでも、スポーティかつ先進的なデザインで人気の「BMW

いつかはBMWに乗りたいと考えている方もきっと多いはず。

豊富なラインナップがあるなか、今回魅力を深堀りするのが「BMW X1」です。

 

価格を安く抑えることができる中古車購入ですが、今回は、BMW X1の魅力だけでなく、気になる故障事例・サイズ・評価・燃費・グレードの違いについてもご紹介します。

憧れのBMW X1の魅力やオーナー評価を参考にして、ぜひ中古車購入を検討してみましょう。

目次

BMWってどんな自動車メーカー?

まずは、ロールスロイスやMINIなどを傘下に持つ巨大企業『BMW』とはどのような自動車メーカーか知っておきましょう!

一度は聞いたことがあると思いますが、歴史などは知らない方も多いかもしれません。さっそくBMWについて詳しくご紹介していきます。

BMWの歴史

BMWは、1916年設立当初は自動車メーカーではなく、航空機エンジンメーカーでした。バイエリッシェ・フルークツォイク・ヴァルケ株式会社として設立され、1917年にBMWに改称されます。

 

1926年には、航空機製造部門と自動車製造部門が分離され、本格的に自動車製造が始まりました。

 

第二次世界大戦中に戦闘機やロケットを生産したことによって、一時営業を停止されますが、1951年に自動車の製造を再開。

その後も経営不振でベンツに吸収されそうになるなど危機もありましたが、1975年に初代BMW 3シリーズが登場します。

 

以降、初代6シリーズ、初代7シリーズなどが続々発表され、1981年にはBMWジャパンが日本に創設され、日本にも進出しました。

ロールスロイスやローバー・グループなどと提携し事業を拡大していき、世界中にシェアを広げ、今や世界的に有名な自動車メーカーの地位を確立しました。

 

青と白のエンブレムがトレードマーク

BMWといえば、青と白が組み合わさったエンブレム。シンプルながらおしゃれな印象があり、一目でBMWとわかるので、街中で映え鼻が高いですね。

BMW i8 (15076038552)Falcon® Photography from France / CC BY-SA
正式な由来が発表されたのは、2020年でドイツ・バイエルン州の旗が元になっています。

それまでは、航空機のプロペラをイメージしたデザインで、青と白は空と雲を表していると言われていました。

モデル名はアルファベットと数字で構成

BMWの車種名は、アルファベットと数字で構成されているのが特徴です。

BMW 3シリーズを例にすると、「320i」「320d」といったモデル名がついています。「320i」の「3」はシリーズの番号、「20」は排気量を表しています。

ただ、下2ケタは必ずしも排気量とぴったりではないのは気になりますが、大人の事情があると察しておきましょう!

 

また、アルファベットはエンジンの種類を表しています。「i」はガソリン車、「e」は電気自動車、「d」はディーゼル車、「xDrive」は独自の4WDシステムとなっているので、アルファベットと数字を合わせて、シリーズとエンジンがわかるようになっています。

BMW X1のカテゴリ

2016 BMW X1 (F84) xDrive25i wagon (2017-07-15) 01EurovisionNim / CC BY-SA

BMWについて理解したところで、BMW X1の魅力を深堀りしていきます!

魅力のほか、X1の特徴、セグメント・競合車種についても詳しく見ていきましょう。

BMW X1のセグメント・競合車種

BMW X1は、A~Fまであるセグメントのうち、Cセグメントに属しています。

Cセグメントは日本では扱いやすいコンパクト以上ミディアム以下あたりのサイズなので外国車勢の競合がひしめく激戦区となります。

同じCセグメントに属する競合車種としては、「シトロエン C3」「ボルボ XC40」「アウディ Q2」「メルセデス・ベンツ GLA」「プジョー 3008」「ミニ クロスオーバー」「フォルクスワーゲン ティグアン」などがあります。

BMW X1の特徴

2019 BMW X1 sDrive20i (34)Bindydad123 / CC BY-SA

BMW X1は2009年から初代モデルが登場し、2015年~2代目となる現行モデルが販売されています。

 

初代 2009年
BMW X1 xDrive20d (E84, 2. Facelift) – Frontansicht, 7. Dezember 2014, Düsseldorf© M 93 / Wikimedia Commons

2代目(現行型) 2015年
2019 BMW X1 sDrive18i Sport Automatic facelift 1.5Vauxford / CC BY-SA

ラインナップを見ていく前にBMW X1全体の特徴をご紹介します。

ダイナミックで高級感あるエクステリア

BMW X1は、Cセグメントに属することもあって、非常に扱いやすいサイズ感になっています。

中古での流通数も多く、状態の良い個体も探しやすいのも特徴です。

現行モデルは特に、表情から後ろ姿までエレガントな印象があり、高級感あるエクステリアが魅力!

2019 BMW X1 sDrive20i (1)Bindydad123 / CC BY-SA

2019 BMW X1 sDrive20i (52)Bindydad123 / CC BY-SA

惜しみなく搭載されている先進安全装備、疲れにくいシートに、積載性の高い荷室など、快適性にも優れています。

 

Cセグメントではコンパクトな車体の為、後部座席が狭い!!っと言われることが多いのですが………

X1はしっかりリクライニング機能、スライド機能があり、このクラスではかなり快適な部類に入ります

2019 BMW X1 sDrive20i (21)Bindydad123 / CC BY-SA

さらには、エアコン吹き出し口の下にUSBポートが2つ付いてるのも高評価ですね!!

走行性能に優れている

2019 BMW X1 sDrive20i (10)Bindydad123 / CC BY-SA

BMWと言ったらこの魅力、高レベルの走行性能に軽快なハンドリング、まさに『駆け抜ける喜び』を提供してくれるわけですね!!

それにSUVの特徴である、悪路も簡単に走破するオールマイティーな走行性能が合わさり、人気なのも納得です!!

先進的な安全性能を搭載

BMW X1 xDrive20i xLine (F48) interiorTokumeigakarinoaoshima / CC BY-SA

BMWの車種には、先進的な安全性能が搭載され、安心してドライブを楽しめるようになっています。安全性能は、「ぶつからないためのサポート」「いかなる状況でも駐車が楽々」「常に守る」の3つに分かれています。

レーンのはみ出しなどを未然に防ぐ、部分的な自動運転、半自動駐車など、あらゆるシーンの安全をサポートしてくれます。

BMW X1のラインナップグレードとその違い

2019 BMW X1 sDrive20i (82)Bindydad123 / CC BY-SA

BMW X1のラインナップを紹介します。

また、それぞれの特徴やサイズなどの詳細情報をご紹介します!

 

どれに乗ってみたいか想像を膨らませながら読んでみてくださいね!

X1は現在、全部で13ラインナップあり多すぎる気もしますね。

 

基本的にはエンジンと内外装の違いだけなので、覚えてしまえば簡単です!

 

たとえば『X1 sDrive18i M Sport』の場合、

車名の後のsDriveとxDriveは2種類、

sが前輪駆動

xが4輪駆動です!

 

その後の数字は182025とあり数字が上がるにつれパワーが増していると覚えておいてOKです!

 

その後は、お馴染みの『i』がガソリン『d』がディーゼルでございます。

 

車名最後には、記載なし・xLine・M Sport・Edition Joy+

とありますが一言で言えば違いは見た目で、内装や外装がよりスポーティーになっていくと覚えておけば問題なしです!

 

・モデル詳細一覧

X1でも得に人気のM Sportグレード4種の詳細情報を記載します。

モデル名  排気量(ℓ)  馬力(ps)  トルク(kgm)  燃費(JC08モード)
sDrive18i M Sport   1.5   140   22.4   13
xDrive18d M Sport   2   150   35.7   15.3
xDrive20i M Sport   2   192   28.6   11.4
xDrive25i M Sport   2   231   35.7   11.4
サイズ(全車共通) 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
 4455   1820  1600

SUVの車体としては燃費は超優秀ですね!!

BMW X1のオーナー評価

2019 BMW X1 sDrive20i (6)Bindydad123 / CC BY-SA

実際のオーナーの声のなかでも、特に印象的だったものをいくつかピックアップしてみました。

 SUVはどのメーカーどの車種も総じて後席が狭いのですが、X1についてはそんなことありませんでした。 むしろ前列よりも広いんじゃないかと。居住性のレベル高いですね。https://www.carsensor.net/catalog/bmw/x1/review/

 

SUVだけあり、目線が高めなので、運転しやすいです。ディーゼルでランフラットタイヤということもあり、かためとよく書き込みを見ますが、自分は特に気になることはありません。シートはXラインの標準のシートですが、普通に快適です。
後部座席も大人が乗っても不快にならない広さです。https://review.kakaku.com/review/K0000820907/#tab

 

3時間程度連続で乗っていましたが、腰の部分に違和感を感じました。
ディーラーへ返却の際に、その旨伝えますと、Mスポシートだと皆無!との話でした。
確かにシート太もも部分のサポートがXlineだと無く、Mスポだと付いているではありませんかっ!
腰痛持ちの方は、Mスポで決まりでしょうね。https://minkara.carview.co.jp/car/bmw/x1/review/?pn=9

 

基本的に満足度は高いのですが、『乗り心地が硬い』の声もチラホラ見受けられました。

BMW X1は故障しやすいのか

2019 BMW X1 sDrive20i (40)Bindydad123 / CC BY-SA

憧れの輸入車を中古で購入する際に気になるのは、故障しやすいかどうかですよね。

実際に中古のBMW X1が故障しやすいのか、現役オーナーの声やネットを駆使して探し回ってみました。

故障がネックになって購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてみましょう。

結論から申し上げますと……故障経験がないBMW X1オーナーも多くいましたが、細かいパーツの故障が起きている事例がいくつかありました。

エンジンやボディなど大きな部分の故障事例は少ないものの、輸入車であるため、故障が起きると純正部品の単品価格が高額になりがちです。

基本的には数万円程度の故障で済むケースが多いのですが、定期的なメンテナンスなど状態に注意して乗る必要があるでしょう。

実際よく故障するの?

故障しやすさの目安となるデータとして、アメリカのJDパワー社が毎年発表している自動車耐久品品質調査があります。

この調査では、外装やインテリア、走行性能などを含め177項目において不具合経験をリサーチし、車100台あたりの不具合指摘件数を算出します。

数値が少ないほど故障が少なく、耐久性のある車を生産しているメーカーとなります。

 

2019年に発表された米国での自動車耐久品品質調査では、以下の通りになっています。

https://www.jdpower.com/business/press-releases/2019-us-vehicle-dependability-studyvds

 

業界平均値は136ポイントという結果が出ています。

BMWは7位に位置し、比較的故障しにくい自動車メーカーと言えるでしょう。

 

 

 

しかし、故障事例を調べていた時に思ったのは『思ったより故障の情報が少ない』です。

さすがはドイツの名門メーカーですが、最寄りの信頼出来る整備工場を見つけておくと吉ですね!!

まとめ

2019 BMW X1 sDrive20i (45)Bindydad123 / CC BY-SA
今回は、BMW X1について、カテゴリや特徴、モデルごとの魅力などについてご紹介しました。

 

中古のBMW X1の価格は走行距離5万㎞以内で…

184.8万円~488万円(2020年7月現在カーセンサー調べ)

 

2019年よりマイナーチェンジで外装に少しシャープさが増しました。

つまりマイナーチェンジ前のモデルはお値段的には狙い目価格になりやすいです!

 

元は最安モデルでも400万は超える車なのでコストパフォーマンスが高いですよ。

故障事例としてオーナーの声やデータも参考にして、あなたが、BMW X1と共に歩む人生のきっかけになれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です