メルセデス ベンツ CLSを中古で買う!! 評価や価格、故障率はどう? AMGとの違いは?

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輸入中古車を選ぶ際にその名前が挙がることも多いメルセデス ベンツ 、この車の歴史をご存知でしょうか?また、この車の評価や中古で購入する際に気を付けておきたいことを知っていますか?

もし、あなたが輸入中古車を初めて購入したくて、特にメルセデス ベンツ CLSに興味があるのなら気になるのではないでしょうか?

今回はそんなあなたに

メルセデス ベンツ CLSの歴史とは?
モデルチェンジ前とどのように違うのか?
AMGとの違いはなんなのか?
中古のメルセデス ベンツ CLSは安心して乗れる?

について、紐解いていきましょう!!

目次

・メルセデス ベンツ CLSとは?その歴史は?

 

 

メルセデス ベンツは100年以上の歴史を誇る、ドイツの自動車メーカーです。

 

シルバーアローのボディーの由来や歴史はこちらに記載しています。

 

そんなメルセデス ベンツが、商品ラインナップの中で、フラッグシップセダンのSクラスと並んで代表的な車種がCLSです。

Sクラスとの最大の違いは、セダンのイメージであるような、はっきり分かれているトランクルームではなく、リアガラスが流動的に滑らかに下がり、クーペのようなスタイルです。

クーペスタイルの4枚ドアを世界で初めて世に知らしめ、新しいジャンルを作り上げた伝説的な車種、これがCLシリーズの最大の特徴であります。

Mercedes-Benz CLS 450 4Matic Back Genf 2018Alexander Migl [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons
(競合車種、BMW6シリーズ、ジャガーXJ、アウディA7など)

初代メルセデス ベンツ CLSは、2005年に登場しています。

 

そして、モデルチェンジを2011年、2018年に行い、現在3代目となっております。

 

初代 2005
2005 Mercedes-Benz CLS 350 (C 219) sedan (2015-07-24) 01

2005 Mercedes-Benz CLS 350 (C 219) sedan (2015-07-24) 02

 

2代目 2011
2013 Mercedes-Benz CLS 500 (C 218) BlueEFFICIENCY sedan (2015-08-02) 01

2013 Mercedes-Benz CLS 500 (C 218) BlueEFFICIENCY sedan (2015-08-02) 02

 

3代目(現行) 2018
Mercedes-Benz CLS450 4MATIC Sports Coupé (C257) frontTokumeigakarinoaoshima [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

Mercedes-Benz CLS220d Sports Coupé (C257) rearTokumeigakarinoaoshima [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

・モデルチェンジ前と、どう違う?

Mercedes-Benz CLS 450 4Matic Genf 2018Alexander Migl [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

次に、現行のメルセデス ベンツ CLSと今までのCLSとでは、どのように違うのかについて、お伝えします。

 

ここでは、あくまで中古で買う事を前提としているので、2代目から3代目の現行型だけでなく、初代から2代目への違いも記載しています。

メルセデス ベンツ CLS 初代から2代目追加点

・自動でハイビーム、ロービーム切り替えアダプティブハイビームアシスト

・ねじれ剛性6%UP

・ドライバーの疲れを検知、知らせてくれるアテンションアシスト

・レーンキープアシスト

・アイドリングストップ

メルセデス ベンツ CLS 2代目から3代目現行

上記から更に追加されている機能は…

・追尾、停車、発進機能付きオートクルーズ

・道路標識自動読み取り機能

・自動駐車システム

・7速AT→9速AT

・4人乗り→5人乗り

 

また、エンジンや足回りも手を加えられ、静粛性も向上し、エンジンの排気量もダウンサイジングされながらもパワーは上がっています。

・メルセデス ベンツ CLSのサイズ一覧

ここでは、現行CLSと2代目の燃費、サイズの一覧です。実際に中古車を購入するとき、検討するときの参考にしてみてください。

また、グレードは6気筒の2代目CLS 400(V型6気筒)
現行CLS 450 4MATIC スポーツ(直列6気筒ハイブリッド)

そしてディーゼルエンジンの2代目 CLS 220 BlueTEC
現行 CLS 220 d スポーツ

を記載します。

 

グレード名 排気量  馬力(PS) トルク(kgm) 燃費(km/l)
2代目 400   3.5   333   48.9   12.5
現行    450   3   367   51.0   11.9
2代目  220   2.2   177   40.8   18.5
現行     220   2   194   40.8   18.6

 

以下サイズ一覧

全長 (mm) 全幅 (mm) 全高(mm)
2代目CLS 4965 1880 1415
現行   CLS 5000 1895 1425

 

2代目と比べ、現行型は長さが3.5cm、横幅が1.5cm、高さが1cm大きくなっています。

AMGとの違いは?

そもそもAMGって何??と思う方に簡潔に説明します。

 

AMGといえば、スポーツスペック専門のメルセデス ベンツのサブブランドですが、1999年まではレーシングカーなどを手掛けるチューン会社でした。

また、メーカーの方は『AMG』と英語読みですが、『アーマーゲー』と言う愛称もよく使われています。

 

今でいえば、アウディのRS、BMWのMシリーズのように固めの足回りに強化ブレーキ、高強度ボディー、ハイパフォーマンスエンジンなどスポーツスペック専門のグレードです。

 

勿論お値段もハイパフォーマンスですが、乗ってみる価値はありますよ!!

2代目はV8エンジンに対して、現行型はV6エンジンと電気モーターによるハイブリッドとなります。

 

  排気量(L)   馬力(PS)  トルク(kgm)
2代目AMG CLS    5.5   557   73.4
現行   AMG CLS    3   435   53

 

 

ベースグレードとAMGの新車価格

グレード名 新車価格
2代目CLS 400 969万円
現行 CLS 450 1079万円
2代目 CLS 220 780万円
現行 CLS 220d 830万円
2代目AMG CLS 1730万円
現行 AMG CLS 1323万円

・中古のメルセデス ベンツ CLSは故障しやすい?評価は?

 

 

さて、中古車を購入すると考えた時に気になるのは、「故障」についてではないでしょうか?中古車には故障しやすいリスクが少しはあるとはいえ、安全な車を購入して、安心して乗りたいですよね?

そこで、メルセデス ベンツ CLSは故障しやすいのか?安全に運転できるのか?についてお伝えします。

故障率を他のメーカーと比較すると…

 

 

メルセデス ベンツ CLSを含め、輸入車全般ですが、日本では「外車は故障しやすい」という噂があるぐらい、評判は良い方ではありません。しかし、実際にはどうなのでしょうか?

 

タイプ別の故障率は一般的には公表されていませんが、アメリカのJ.Dパワー社が調査している自動車耐久品質調査という調査でメーカーごとのランキングが公表されています。

外装やインテリア、走行性能などを含め177項目において不具合経験をリサーチし、車100台あたりの不具合指摘件数を算出します。数値が少ないほど故障が少なく、耐久性のある車を生産しているメーカーとなります。


参照元https://www.jdpower.com/business/press-releases/2019-us-vehicle-dependability-studyvds

 

2019年度調査で、メルセデス ベンツ社は、業界平均スコア136に対してスコア134、31社中13位という結果です。

また、さすがと言いますか、トヨタやレクサスより、良いスコアではありませんが、比較的故障は少ないでしょう。

米国市場では、普通の故障率ですが、『中の上』の故障率とゆうことは分かりました。

・中古のメルセデス ベンツ CLSの故障の事例は?

Mercedes-Benz CLS350 BlueEFFICIENCY engine room

では、メルセデス ベンツ CLSは具体的にどんなトラブルがあるのでしょうか?

CLSによく声の上がる故障事例を3つご紹介します。

その1 エアサスペンション(エアサス装着車のみ)

エアサス装着グレードには切っても切れない関係。

部品点数も多く、ディーラー修理で40万程は見ておかなければなりません。

しかし、一度エアサスを体験するとノーマルのバネサスには戻れなくなる快適性は是非味わってください!!

その2センサー類の誤作動

よく起こるのがエアマスセンサーやクランク角センサー、NOXセンサー(交換費約10万2個付いています)などのセンサー類全般ですが、消耗品なので仕方なくもあります。

1年で交換した事例から10年交換なしと幅が広いので運の要素が高いです。

その3オイル漏れ

エンジンやミッション系、パワステポンプなど、主にパッキンなどのゴム類が亀裂が入ることによるオイル漏れ。

経年劣化により起こりやすい。

 

高額なオイルをジャンジャン交換しないとエンジン死にます。ボルトが折れたり、カムが偏摩耗するのが定番トラブルです。https://minkara.carview.co.jp/car/mercedes-benz/cls-class_coupe/review/?pn=2

 

 

エンジンのカムまわりのタペット音がガリガリしてないか注意して買って下さい。保証がないと財政破綻しますhttps://minkara.carview.co.jp/car/mercedes-benz/cls-class_coupe/review/?pn=2

上記に上げたとうりほとんどの事例が経年劣化による事なので、マメなメンテナンスを怠らなければ、故障頻度はかなり下がるでしょう。

 

日々の日常点検と最寄りの信頼出来る整備工場を見つけておく事をオススメします。

要は壊れなきゃいいって事よ!ぐらいの大雑把さも、時には必要なわけですな!!

・現行メルセデス ベンツ CLSを中古で買う!まとめ

現行モデルのメルセデス ベンツ CLSについて歴史とモデルチェンジ前との比較、サイズや評価がわかったのではないでしょうか?

走行距離5万㎞以内で中古の現行 CLSの価格は498万円~828万円のようです。

2代目 CLS の価格は169万円~478万円

(2021年9月現在カーセンサー調べ)

あなたが、メルセデス ベンツ CLSと共に歩む人生のきっかけになれば幸いです。

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もし、希望にピッタリの車が見つかれば…その時に買うかどうかの決断をするのみ!!

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