フォルクスワーゲン ポロ、この車の歴史をご存知でしょうか?また、この車の評価や中古で購入する際に気を付けておきたいことを知っていますか?
もし、あなたが輸入中古車を購入したくて、フォルクスワーゲン ポロに興味があるのなら気になるのではないでしょうか?
今回はそんなあなたに
フォルクスワーゲン ポロとは?
フォルクスワーゲン ポロの特徴とは?
TSI R-Line、TSI Highline、TSI Comfortline、TSI Trendline、GTIのグレードの違いは?
フォルクスワーゲン ポロの評価は?
中古のフォルクスワーゲン ポロは安心して乗れる?
について、お伝えします。
目次
・フォルクスワーゲン ポロとは?そもそもフォルクスワーゲンって??
フォルクスワーゲンはドイツのカーメーカーで、1937年、ヒトラー政権時代に創立され、80年以上の歴史を誇ります。
フォルクスワーゲンとは『国民車』を意味します。
アウディ、ブガッティ、ベントレー、ランボルギーニ、ポルシェ、ドゥカティなど、名だたる企業を子会社に持ち、販売台数世界一の座をトヨタ自動車と常に争っている超巨大企業です。
フォルクスワーゲンの生い立ちについては、こちらに詳しくまとめています。
フォルクスワーゲン ポロとは?
そんなフォルクスワーゲンが、商品ラインナップの中に、理想的な小型車サイズのBセグメント(競合車種、プジョー 208、MINI クーパーS、ルノー ルーテシアなど)として代表的なモデルがフォルクスワーゲン ポロです。
WRCラリー選手権などに使われているベース車両であり、立派なレース界の血が流れている車種でもあります。
フォルクスワーゲンの大ヒット車『ゴルフ』の一回りコンパクトなサイズですね。
現行フォルクスワーゲン ポロは国内では2018年に登場しています。
初代モデルのフォルクスワーゲン ポロは1975年からビートルの後継車として販売されていました。
現行型ポロは現在6代目となります。
初代ポロ
Andrew Bone from Weymouth, England [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons
2代目
Niels de Wit from Lunteren, The Netherlands [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons
6代目(現行)
Vauxford [CC BY-SA 4.0], ウィキメディア・コモンズ経由で
・フォルクスワーゲン ポロの特徴とは?
Tokumeigakarinoaoshima, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
ワールド・アーバン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した記憶が新しいフォルクスワーゲン ポロですが、主な特徴はどういった物なのかを見ていきます。
最も大きな特徴は、一言で言うと…世界トップクラスの安全技術にラゲッジスペースなどの充分な実用性、ダウンサイジングエンジンによる高燃費や税金の安さなどの経済性。
特に大都市部での使い勝手の良さがずば抜けてよく、尚且つ走りも楽しませてくれる車。
ぜんぜん一言で言い表せていませんが、とにかく品のある万能な車。
歩行者検知機能付き自動ブレーキ機能、自転追尾式クルーズコントロール、歩行者保護ボンネットなどの先進安全機能は標準装備。
また、プロアクティブ・オキュパント・プロテクション機能も標準装備。
これは急制動やオーバーステアなどで事故の可能性を検出すると、シートベルトを締め上げ、同時にウインドーを閉じて被害を最小限に抑えようとしてくれます。
公式サイトによると…
乗員や歩行者の安全を最優先する。
そのためにフォルクスワーゲンでは、すべてのクルマに世界トップレベルの安全技術を標準装備。
総合安全理念Volkswagenオールイン・セーフティのもと、予防安全・衝突安全・二次被害防止の3つのステージで総合的に危険を回避する数々の技術を搭載しています。
さすがは世界トップレベルの企業ですな!!
・フォルクスワーゲン ポロ TSI R-Line、TSI Highline、TSI Comfortline、TSI Trendline、GTIの違いは?
ここでは、フォルクスワーゲン ポロのスペックの違いについて一覧してみます。
実際に中古車を購入するとき、検討する時の参考にしてみてください。
トレンドラインはベーシックグレード、そこからコンフォートライン、ハイライン、R-ライン、GTIの順に上位グレードに上がります。
主な違いはエンジンと標準装備が異なります。
グレード名 | 排気量(L) | 馬力(PS) | トルク(kgm) | 燃費(km/l) |
トレンドライン | 1.0 | 95 | 17.9 | 19.1 |
コンフォートライン | 1.0 | 95 | 17.9 | 19.1 |
ハイライン | 1.0 | 95 | 17.9 | 19.1 |
R-ライン | 1.5 | 150 | 25.5 | 17.8 |
GTI | 2.0 | 200 | 32.6 | 16.1 |
以下サイズ一覧です。
グレード名 | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) |
トレンドライン | 4060 | 1750 | 1450 |
コンフォートライン | 4060 | 1750 | 1450 |
ハイライン | 4060 | 1750 | 1450 |
R-ライン | 4075 | 1750 | 1450 |
GTI | 4075 | 1750 | 1440 |
R-ライン、GTIは全長が1.5cm長く、GTIは全高が1cm低くなっています。
また、2ゾーンオートエアコンやLEDヘッドライトなどの快適装備は、ハイライン以上に標準装備されている事がが多く、ハイライン以上のグレードがオススメです。
・中古のフォルクスワーゲン ポロは故障しやすい?評価は?
さて、中古車を購入すると考えた時に気になるのは、「故障」についてではないでしょうか?
中古車には故障しやすいリスクが少しはあるとはいえ、安全な車を購入して、安心して乗りたいですよね?
そこで、フォルクスワーゲン ポロは故障しやすいのか?安全に運転できるのか?について、そしてポロオーナーの評価についてお伝えします。
・故障率を他のメーカーと比較すると…
中古を含め、フォルクスワーゲンは輸入車全般のイメージからか、日本では「故障しやすいのでは?」と言われています。
タイプ別の故障率は一般的には公表されていませんが、アメリカのJ.Dパワー社が調査している自動車耐久品質調査という調査でメーカーごとのランキングが公表されています。
この調査はアメリカ国内で販売している自動車メーカーごとの故障率を実際のユーザーに聞き取り調査してランキング化しており、新車購入から3年~5年の間に起こったトラブル件数の多さを調べています。
米国内だけの調査になりますが故障・トラブルの数をそのままスコアにしているランキングで、スコアが高い=故障率が高いと言えます。
参照元https://www.jdpower.com/business/press-releases/2017-uk-vehicle-dependability-study
2019年度調査で、フォルクスワーゲン社は、業界平均スコア136に対してスコア131、31社中12位と信頼度は高めという結果です。
主な故障の事例ですが…現行車まだまだ新しい車種なのでこれといった報告はございませんが、フォルクスワーゲンが誇るDSGミッションの故障事例は数知れず。
またDSGオイルのメーカー推奨が6万キロですが、乗り方によって大きく異なります。
2年程で6万キロ走る人もいれば、同じく2年で1万キロの方もおられますので走行距離が浅いだけではなく、整備記録簿が無い場合は避けるのが無難です。
ただ輸入車特有の世間のイメージからか、売る時はお値段がかなり下がりやすい傾向にあります。
逆に中古で買うときは、かなりのお買い得車になると予想出来るので買いですね!!
輸入車全般的に言える事ですが、日本車と比べると電気系統の誤作動はよく起こります、これらは故障ではなくトラブルだと言えます。
とは言っても最近の車ですし、信頼度はかなりあるかと思いま
す。
フォルクスワーゲン ポロのオーナー評価は?
ここで実際のポロオーナーの評価を見てみましょう。
少し前のゴルフGTIと同等のボディとエンジンに生まれ変わったポロGTI、しかし、ゴルフとは趣きが異なりヤンチャ度は高め
世界のベンチマークと言えばゴルフですが、セグメントが細分化された今、ポロにも同じ事が言えると思います。
ポロGTIはそのベンチマークから生まれた異端児だと思っています。大袈裟かも知れませんが。
ゴルフほど大人じゃない暴れん坊、そんなイメージです。
そんなところが好きな人は必ずいるはず。https://minkara.carview.co.jp/car/volkswagen/polo/review/?pn=2
とにかくシャシーの出来がスゴイ。エンジンもう一個乗っけても大丈夫なんじゃないかってくらいシャシーの剛性感パない。
ハンドリングよし、乗り心地よし、音良し、カッコヨシ(主観)、価格はまあ…高めだけど納得かな。1リッター三気筒は走り出しで若干ブルるけど案外気にならない。
唯一の弱点はアイドリングストップのアホさ。停止前にエンジン切るなし((# ゚Д゚)ハンドル重たいんだよ。ゴルフと同じく凄まじい性能バランスで感激した。こんなコンパクトかってしまったら、舌が肥えて次の車探しで難儀しそうだ。https://review.kakaku.com/review/70101610264/#tab
少し怖いレビューを発見しました。
現在購入して一年が過ぎました。2万キロ走行しています。
この1年で大きな故障は2度。コンプレッサーが購入後2ヶ月目、現在はターボのバルブが故障し、走行できなくなり入庫中です。部品の在庫が無いらしく故障後2週間以上経過しています。ゴルフ3GTI(中古)は窓落ち、6Nポロ(中古)はコンプレッサ、ラジエタホース、燃料ホース、サーモが壊れ交換しました。
消耗品は、New ServicePLUSには入っていないのですが、ワイパーは1年経ってもビビリなどないので交換していません。オイルは1度交換しましたが10500円でした。いいコンディションを保ちたいので認証オイルを入れています。
燃費は、自分の通勤路では20kmを超えるときもあります。
消耗品のなどを含めた維持費は、工賃などもお店によって違うと思うのでなんともいえませんが、国産車より安くなることは無いとは思います。部品も国産車より高めです。ただ、自分の感覚では極端に高いとは思わないです。ディーラーの車検の工賃は高いと思いましたが・・・。同じクラスの国産車にも乗っていましたが、6Nは個人的には長く所有したときに満足感高く、長い目で見て満足できるものだと思いました。6Rもそうだと思います。https://bbs.kakaku.com/bbs/70101610264/SortID=13141101/
個体差はあるのは仕方ないですね。
全部は載せれないので(面倒くさい訳では無い)ざっと総評すると、必要充分なパワーに安全装備を含む機能性、落ち着いたインテリアなどが定評のようです。
また故障の方もまだまだ新しい車とゆう事もあり、マメなメンテナンスを怠らなければ、故障頻度はかなり下がるでしょう。
日々の日常点検と最寄りの信頼出来る整備工場を見つけておく事をオススメします。
・現行フォルクスワーゲン ポロを中古で買う!まとめ
現行モデルのフォルクスワーゲン ポロについて歴史や評価がわかったのではないでしょうか?
中古の現行フォルクスワーゲン ポロの価格は走行距離5万㎞以内で98万円~366.8万円のようです。(2021年12月現在カーセンサー調べ)
あなたが、フォルクスワーゲン ポロと共に歩む人生のきっかけになれば幸いです。
ネットで出回っている中古車情報は全体の約30%しかない事を知っていましたか!?
中古車買い取り・販売国内大手のネクステージと提携しているズバット車販売が残りの約70%の非公開車両の中からも、あなたにピッタリの1台を探します!
すぐに車が欲しい人も、自分にピッタリな車が見つかれば欲しい人も、希望を伝えていつも通り生活するだけ!
いつ運命の1台に巡り合うか分からないので、早いに越したことはないですよ!!
もし、希望にピッタリの車が見つかれば…その時に買うかどうかの決断をするのみ!!